6月19日は、中澤裕子がモーニング娘。の原点を体現する日

6月19日は、中澤裕子がモーニング娘。の原点を体現する日

6月19日は、中澤裕子の誕生日。モーニング娘。の最初の物語を振り返るとき、彼女の名前はどうしても外せない。グループの初代リーダーとして出発点を支え、その後はハロー!プロジェクト全体の初代リーダーも務めた存在だからだ。

1997年の結成期を支えた、モーニング娘。初代リーダー

中澤裕子は1973年6月19日生まれ。1997年、テレビ東京系『ASAYAN』の「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」から生まれたモーニング娘。の1期メンバーとして活動を始めた。最終選考では落選したものの、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香とともに結成されたグループで課題曲「愛の種」5万枚完売を達成し、翌1998年1月に「モーニングコーヒー」でメジャーデビューする。10代メンバーが多かった初期モーニング娘。のなかで、中澤は社会人経験を持つ最年長メンバーとして初代リーダーに指名された。

“アイドル冬の時代”の出口にいた存在

モーニング娘。は1999年の「LOVEマシーン」で社会現象を起こし、いわゆる“アイドル冬の時代”を終わらせたグループとして語られることが多い。その原点にいたのが中澤裕子だった。彼女はグループの顔のひとりとして初期の空気を作り、2001年春に卒業した後も、ハロー!プロジェクト初代リーダーとして全体を引っ張った。さらにソロでは演歌路線でも活動し、「カラスの女房」で演歌チャート1位を記録している。アイドルの枠に収まらない進み方を見せたことも、中澤の面白さだ。

今日聴くなら

今日はまず、モーニング娘。の出発点を確かめる意味で「モーニングコーヒー」と「愛の種」を聴きたい。そのうえで「LOVEマシーン」に進むと、グループが時代の空気をどう変えていったかが見えやすい。中澤裕子の誕生日である6月19日は、単なるメンバーの記念日ではなく、J-POPにおける世代交代型アイドルの原点を思い出す日にしてみたい。